こんばんは!
TRM
vs 十文字高校
1本目
0ー1
2本目
0ー0
3本目
0ー2
私がここ帝京長岡女子サッカー部に体験に来た時、挨拶や返事伝達に圧倒されたのを覚えています。ここに入学を決めた理由の1つの人も多いと思います。
創立当初の女子サッカー部は、部員が10人もいなかったのに挨拶が鳥肌が立つほど凄かった、返事伝達の質、誰かが何か言った事に対しての反応、勉強では定期テスト5位以内が当たり前だったそうです。
体験で練習に参加させてもらった時の4-1、3-1ではタメが10以上たまってずっと鬼をしていました。どう考えても取れず、プレスに行けばウンドイスされ、それを警戒してプレスに行かなければパスを一生回される。試合を見た時は全員が楔=回収の意識でセカンドボールの回収率がすごく高かったです。今のチームの課題であるクロスからのダイビングではサイドバックの選手までがダイビングをし、1人でもやらなかったら全員でダイビング。今のチームはトップの選手でさえできていません。
サイドバックの選手までがダイビングをする、それだけ、質が高くチームの決まり事を徹底していました。
今はどうでしょうか。
挨拶、掃除、勉強、サッカー、今まで築き上げてきた先輩方の伝統を受け継ぐ事が出来ているのか。卒業生達が今の私達を見てどう思うのか。学校の先生方からの評価はどうか。応援したいと思うチーム、個人なのか。
まだサッカー以外の事でよく問題が起こります。前までは起こった問題をそのままにしてしまう事が多くありました。問題が起こらないのが1番良いですが、全員で自分事として捉える事が出来れば、プラスにつながります。
そうする為にその都度、問題が起きたらその日に全員で集合して話し合いをし、解決策を立てます。だから寮内でのルールも私が1年生の頃とは全く違います。また、ミーティングの量も増やし、チームの事を全員で共通理解するようにしています。
もとの帝京長岡女子サッカー部に戻す、でもそれだけでは日本一にはなれません。
それにプラス私達が新しい伝統を作り、次に継なげる事が必要だと思います。
そして、応援したいと思うチーム、個人になる事。その為に最高学年として、卒業式の最後の日まであるべき姿で、どんな立場であっても、チームが勝つ為に出来る事を全力でやり続けます。
真似できるちよっと上手いくらいでは、逆に相手の強さを引き出してしまいます。
他の高校が真似できないぐらい、返事伝達やプレーで圧倒して、きつい時こそ練習から、自分達で雰囲気を作って試合では1試合1試合を公式戦と思ってやっていきましょう!
今日の試合で出た課題、ゴール前では人任せにしない、最速最短の人が処理する、次の練習からこのミスが無いよう意識していきましょう!
3年 山内 桜子