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11月8日開志1-2。

チーム全体で絶対に勝つと決めていたから絶対に負ける気がしなかった。ピッチ、ベンチ、応援、ひとつになって最後の最後まで全力で我武者羅に戦った。でも結果は負け。

笛がなった瞬間、負けを受け入れれなかった。何も考えれなかった。時間が経つにつれて少しずつ実感が湧いてくる。今でもほんまに悔しい。あの試合を1ミリも忘れられない。

毎朝4:45に起きて5:40にはグラウンドに行って友達と話しながら自主練やストレッチをして6:50から朝練が始まる。朝から皆で大声を張り上げて練習。朝練が終わって、学校が始まる、授業中は睡魔と戦いながら午後練まで後何時間やろ、とか考えたり、もう足パンパンで限界やわーとか千夏と話していた。そして学校が終わり、午後練が始まる。皆とサッカーをしていたら2時間なんてあっという間。寮に帰って、ご飯を食べながら今日の練習キツかったー、楽しかったー、とか皆と何気ない会話をしてる時間がとても楽しかった。

こんな生活をやってる時はキツかったけど終わってしまったらめちゃめちゃやりたい、戻りたい。ほんまに戻りたい

。

とにかく皆と日本一だけを目指してまだまだ松野先生の元で全力でサッカーがしたい。どんだけ泣いても、お金を払っても、帝京長岡女子サッカー部として日本一を目指してサッカーをすることはできない。学校よりも遊びよりも皆とするサッカーが1番楽しかった。

でも3年間ずっと思うように楽しくサッカーをできていた訳ではない。

私はこの学年で1番の問題児と言っていい程悪い方向に走ってしまったり、チームに色々な迷惑をかけた。絶対に辞めると何回も思ったこともあるし、練習に出なかった時もあった。そんな時でも同期の子が頑張ろうとかたくさん声をかけてくれたり、松野先生が二人で何回も話してくれてもう1回頑張ろうと思って戻ってこれた。

新チームがはじまって自分達の代になってからは今まで迷惑かけてきた分、誰よりも全力で頑張って結果と姿で恩を返そうと思って日々の練習を全力でプレーして、声を出し続けて頑張った。自分の気持ちで左右されている時もあったけど松野先生からそんなんでいいのかと指摘を受ける度成長出来ていたと思う。皆の支えがあったからここまで頑張れた。だからこそラストの冬はなにがなんでも絶対にこの仲間と日本一を取りたかった。

ほんまに足もパンパンになって死にそうになるくらいキツイ走りでも皆とバカみたいに声を出して叫びまくったから乗り越えれた。中走り、朝走り、とくに北海道での走り、あれはほんまに強くなれたと思う。

どんなにキツイ練習でも終わってバスの移動中はもう練習の事なんて忘れて笑いが飛び交って、熱唱したりそんな毎日がほんまに楽しかった。

1.2年生へ

ただただ羨ましい。日本一を目指してサッカーをできている事がほんまに羨ましい。サッカーをできているのは当たり前じゃない。3年間はあっという間に終わってしまう。今自分達がやるべき事を全力でしてほしい。個人のあーだこーだなんて言ってる暇はない。何をするにも「こだわる」ことが大切。掃除の質にしてもサッカーにしても自分自身の考え方で全て変わる。日本一を目指している中でそれは必要か物事をしっかり考えてください。そして1番は仲間を大切にしてください。最後に、松野先生の言っている事を素直に受け入れ、ないものねだりをし続けたら絶対に日本一取れるから頑張ってください。1.2年間ありがとうございました。

にか、ななみ、せな、さえ、まひろ

特にこの5人には感謝の気持ちでいっぱいです。

3年生のために走って走って走りまくって点を決めてくれたり、体を張って頑張ってくれてほんまにありがとう。インハイに出れたのも5人が居たのがとても大きかった。どの試合でも自分が走りまくる、自分が点取って勝たせる、無失点でいくわ、口癖のようにずっと言ってくれててプレーもその通りのプレーをしてくれていて凄いと思ったし嬉しかった。ありがとう。

3年生へ

自分はこの代じゃないと絶対辞めてたしこんなに毎日楽しめれてないと思う。入った頃から最弱って言われてて技術が足りない分自分達で声を出そって決めてから最後まで狂ったように声を出し続けてやり切った。サッカーに対してめっちゃ熱く、オフの時は全員子供みたいにはしゃぎまくる同期が大好きです。何回もぶつかる事はあったけど誰1人見捨てることなく最後まで頑張れたね。結果は出せなかったけどこの同期と3年間一緒にサッカーができた事が1番の宝物です。この学年でサッカーができて後悔はないです。大怪我をする人が多く中々全員揃ってプレーすることができていなかったけど最後は全員復帰して15人全員でプレーできてほんまにほんまに楽しかった。大学は皆バラバラになるけどお互いに良い報告できるように頑張ろう！

さやか

このチームを最後まで引っ張ってくれてありがとう。

どんな時でも気分や周りに左右されずやるべき事を全力でしてるさやかはずっと尊敬してました。強く言う時は言ってチームをまとめたり、さやかじゃなかったら絶対にこのチームは成り立ってなかった。ここまでチームが1つになってやってこれたのはさやかのおかげです。試合直前に怪我してしまって決勝の日はプレーすることができなくて絶対に1番悔しいのにチームのために最後まで声出しててほんまに凄かった。さやかがキャプテンになってから絶対にさやかを日本一のキャプテンにするって決めていたけどできなくてごめん。最後の年、さやかについていけてよかった。ありがとう。中世代が大好きでした。

松野先生、愛さん、大さん

自分は何回も裏切ってしまったけど、最後まで見捨てることなく向き合い続けてくれて、ここまで成長させていただきほんとにありがとうございました。日本一の景色を見せる事が目標だったけど見せれなくてとても悔しいです。でも3年間松野先生、愛さん、大さんの元でサッカーができたことが人生で1番楽しい時間でした。そしてどこのチームの監督より松野先生が日本一の監督、大好きなパパです！

組長、かけるさん、吉田さん

遠いところから試合がある度サポートしにきてくださりありがとうございました。何気ない会話がとても楽しかったです。

保護者、先生方をはじめ、私達の事を応援してくださっていた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。学校の仲間、先生、試合がある度「がんばれ」この言葉がほんとに頑張れました。保護者の方々、遠い所から応援にきてくれて、顔を見る度とても力をもらってました。ありがとうございました。

後輩達は絶対に日本一を取ってくれると思うのでこれからも帝京長岡女子サッカー部の応援をお願います。

3年間ほんとにありがとうございました。

このチームが大好きです。

3年 中川 果怜