12/14 3年生大会公式戦 決勝トーナメント@堀崎G
6月から始まった3年生大会公式戦は、グループリーグDブロックを2勝1分2敗のグループ3位で決勝トーナメント進出を果たした大宮西。今日はベスト8をかけてBブロックを無敗で2位通過の与野西北と対戦。
■VS 与野西北 1-3
各個人の技術で上回る相手に翻弄され開始40秒で先制されてしまう。このままズルズルと失点を重ねてしまう懸念が頭をよぎる中、選手たちはこの9ヶ月間磨いてきたディフェンス力で立て直す。前線からのプレスを徹底し、DF陣はトライ&カバーを繰り返し、何本もの枠内シュートを打たれるもシュートコースは限定してGKがキャッチ。すると前半8分、カウンターでRH唯斗からCH圭佑へつなぎ、圭佑がそのままドリブルで持ち込みシュート。見事ゴール左隅に決め同点!! そのまま1-1で前半を折り返す。後半に入っても相手に中盤を支配され攻め込まれる時間が長くなるが、DF陣が体を張ってゴールは許さず。後半8分にはスルーパスを通されGKと1対1の決定的なピンチを招くもGK楓馬が見事防ぐ。このまま守り切れば勝機を見出せそうな雰囲気もあったが、試合終盤、今まで技術差を走力でカバーしていた大宮西の走力が落ちて相手の攻撃を防ぎきれなくなり2失点。
新チーム始動から9ヶ月間の練習の成果が存分に発揮され、強豪チーム相手に善戦しましたが最後は力負けし、3年生大会はベスト16という結果で幕を閉じました。
試合終了後、本気で悔しがり、涙を流す選手達の姿が印象的でした。本気で悔しいと思えるということは、それだけ本気で勝ちたいと思って試合を戦っていたということ。そして本気で試合に向けて日々練習に取り組んできたということ。本気で悔しいと思えることはとても素晴らしいことだと思います。6月のグループリーグ初戦、0-6で大敗した後も本当に悔しいと思っているのかがいまいち伝わってこなかったチームが、この半年間で大きく成長したなと感じました。そして負けてこれだけ悔しいと思えるということは、まだまだ大きく成長できると思います。2月のガスワンカップまで2ヶ月。この悔しさを忘れずに、ガスワンカップでは歓喜のうれし涙を流せるように頑張っていきましょう。
大会関係者の皆様、対戦チーム・審判の皆様、コーチ・保護者の皆様有難うございました。
最後に
この試合が12月末で退任される田中ヘッドコーチとの最後の試合となってしまいました。この2年間、厳しい中にも選手達への愛情溢れる指導でチームを強くして下さり、選手達にサッカーの技術だけでなく、試合で戦うメンタリティーや仲間を思いやる気持ち、そしてなによりサッカーの楽しさ、素晴らしさを教えて下さりました。7月の坂戸カップでは優勝という歓喜と自信をチームにもたらして下さり、3年生大会公式戦では決勝トーナメントへチームを導いて下さりました。この2年間本当に、本当に有難うございました。田中ヘッドコーチに教わってきたことを忘れずにこれからもサッカーに取り組んでいきましょう。