昨日のU12TR、W-upのパスコンに守備2枚を入れてみた。
DFがいようがいつも通りの場所にコントロールし、いつも通りの場所にパスを出そうとする子供達。
サッカーは相手の影響を受けるスポーツなのに、相手の影響を受けないスポーツの感覚でTRする。
これはひとつだけの正解を求めようとしたり、言われた事をやればいいという教育の悪しき習慣とでもいいましょうか…
最初にこのTRを始める前に右回りからとだけ伝えました。
なのにも関わらずケンちゃんは〝勝手に〟二人目に縦パスを通しました。
リュウセイは前に守備が現れたので〝勝手に〟ボールを戻しました。
サッカーにおいて〝勝手に〟は悪い事ではない。
むしろ褒められるべき行為。
勝手には自己判断、そしてサッカーは常に判断と決断を迫られるスポーツ。
右回りだから右に回すのはコーチの操り人形、ケンちゃんは右に出そうとした時中央が空いてたのが見えて、自己判断で縦パスを入れた。
リュウセイも前を遮断した守備を見て、進めないから戻してやり直すという自己判断をしました。
ケンちゃんとリュウセイの〝勝手に〟素晴らしい勝手にだと思います。
また給水を入れた時コウタロウとカズヤが軽く言い合ってました。
耳をすまして聞いてみると「あの時DFがいるからこうした方がいいのでは?」「いや、あそこはいけるだろう」的な話でした。
これも一見言い争いでネガティブなイメージですが私からしたらポジティブでしかない素晴らしい〝言い争い〟
コウタロウとカズヤは言われた事をやるだけでなく、TRをより良い物に、そして自分の物にしようとしてる。
これ以上のTRはありません。
今週末もクオリアカップ、みんな頑張れ!
チョンコーチ