「このままだと明日死にます」
そう言われたのが約1年半前…
そんな次男が昨日再びピッチに立ちました。
観戦に行った妻から動画が送られて来ましたが間違いなくピッチに立ってたのは次男でした。
込み上げて来る気持ちより、違和感の方が大きかったかもしれません。
妻も言ってましたがピッチに立った次男の姿より、次男を大声で応援する仲間達に込み上げてくるものがありました。
仲間達や後輩達が次男の為に作ってくれた応援歌がありました。
その歌詞には「苦しみの中生きてきた」とありました。
サッカーを辞めるという選択もあったと思います。
それでも本人はマネージャーという形でチームをサポートし最後までやり抜くと話してました。
プレーする訳でもないのに朝練に参加し、仲間達や後輩をサポートし私には到底出来ません。
親としてとても恥ずかしい事なんですが私はいつも次男を観ながら尊敬の念を抱いてます。
次男の姿からたくさんの事を学んでます。
私も妻も辞めろとは一度も言いませんでした。
本人の意思を尊重しました。
親としては毎日が心配ですし、特に妻は毎日気が気でない様子でした。
それでもある日次男が「復帰したい」と言った時も「食事で全力でサポートする」と言って毎日4時に起きて朝ご飯を作り、次男を朝練に送り出してます。
次男はいつもたくさんの人達に支えられてます。
私はいつもそう思ってました。
でも昨日の仲間達や後輩達の必死の形相で応援歌を歌う姿を観ながら思い直しました。
次男もたくさんの人達を支えてたんだと。
サッカーはたくさんのことを教えてくれます。
諦めない気持ち、立ち上がる強さ、仲間を支える事、仲間に支えられる事、感謝の気持ち…
残り少ない高校サッカー
悔いなく頑張れ!!!
アッパ