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失敗を恐れない!挑戦を日常に。第1回(全3回)
2025-07-09 14:52:30
ファンタジスタ栃木
「失敗を恐れない!挑戦を日常に」

Fantasista栃木U-15
山崎 亜輝緒監督インタビュー
(全3回 Vol-1)


栃木県内で活動するFantasista栃木U-15。
少人数にもかかわらず、フットサルU-15選手権 栃木県大会での優勝、さらには関東大会ベスト4入り、全国大会出場と、成果を出し続けています。

その根底にはどんな指導があるのでしょうか?
山崎 亜輝緒監督に、子どもたちを育成する上での想いについてお話を伺いました。


「失敗を経験して強くなる」

Q Fantasista栃木 U-15は、フットサルの栃木県大会優勝、2025年1月に行われた全国大会に出場されるなど、華々しい成績を収めながら、女子も含め学年を超えた活動をされていますね。なぜここまで強いチームをつくることができるのでしょうか?

A Fantasista栃木 U-15 山崎 亜輝緒監督(以下、山崎)
一番大きいのは“少人数”でやっていることだと思います。人数が限られているからこそ、一人ひとりが自然と責任感を持つようになる。試合でも練習でも、自分がやらなきゃ、っていう意識が強くなるんです。


Q そんなに経験豊富な子ばかりではないと伺っています。技術的にはどうやって上達していくのでしょう?

A 山崎
やっぱり“挑戦の機会”が多いからだと思います。一般的な指導では、『ドリブルするな』『もっとパスをつなげ』など、プレーに制限が多いこともありますよね。でも、うちでは逆にどんどんやらせる。ドリブルでもシュートでも、とにかく自分で判断してプレーさせるんです。その分、成功も失敗もたくさん経験できる。だからこそ、自然と技術も判断力も伸びていくんです。

今年は特に1年生や女の子も多いので、最初は遠慮してしまったり、失敗を恐れてボールから逃げてしまう子もいます。でも、うちでははっきりと言うんです。
『失敗しろ』って(笑)。

ただし、“やらずに後悔する失敗”はダメだよって。
たとえば、『ドリブルしとけばよかった』とか『パス出せばよかった』という“やらなかった”後悔。

挑戦してミスしたなら、それは立派な経験であり、失敗じゃない。
そこから学んでいけばいい。そういう考えを、少しずつ伝えていってます。
 

Q 失敗を歓迎するって、勇気のいる指導ですよね。

A 山崎
サッカーがうまくても、うまくなくても関係ありません。

うちのチームは、とにかく“挑戦したい気持ち”を大事にします。ミスしても、怒られない。むしろ、挑戦しないほうがもったいない。

自分で考えて、自分でプレーして、自分でうまくなっていく。その楽しさを、一緒に味わってもらえたら嬉しいです。

失敗が増えるということは、それだけたくさん“やった”ってことですから。

例えば、難しい場面に2回、3回と挑戦して、失敗が続いても、ある時ふっと1回成功する。すると、子どもたちはその感覚を掴むようになるんです。
でも、そもそも挑戦しなければ、そのタイミングや感覚を一生掴めないまま終わってしまう。

だから、やらせる。
挑戦する経験そのものが宝になると思っています。

 

Q 学年も性別もバラバラで、高校生や年上と対戦することもあると聞いています。

A 山崎
はい、それも当たり前のようにやっています。たとえば、上の学年の試合だから下の子は出さない、というのは普通の考え方だと思います。でも、うちではそういった“線引き”を極力なくしています。学年や年齢を超えて一緒にプレーすることで、自分より上手な相手にも挑戦する。そうやって自然と経験が積み重なっていくんです。

学年ごとにチームを区切ってしまうと、“できる子”が『自分はもうできる』って思い込んでしまう危うさもあると思うんです。自分より強い相手と混ざってやることで、まだまだだと気づくし、逆にチャレンジ精神も養われる。だから、縦のつながりって、すごく大事なんですよ。

 

Q でも、子どもたちの中にはやっぱり失敗を怖がる子もいますよね?

A 山崎
もちろんです。ほとんどの子は最初、失敗を怖がりますよ。逃げたがる。でも、ちょっとでも前に出られたら、それを“普通に”褒めるようにしてるんです。大げさに褒めるわけではなくて、『それでいいよ』『今のよかったよ』と、ちゃんと認める。そうすると子どもたちも少しずつ変わってくる。今では、僕が言わなくても、チームメイト同士で『行けよ!』『やってみなよ!』って声をかけ合ってくれるようになったんです。

普通だったら、挑戦して失敗したら「何やってるんだ!」って怒られる場面ですよね。
でも、うちは誰も怒らない。
むしろ“挑戦しないこと”のほうが問題で、『なんで行かなかった?行っていいんだよ』って声が飛ぶ。
そうやって、チャレンジが当たり前の空気になっている。それが今のこのチームの強さにつながっているんじゃないかと思います。


〈Vol-2へ続く〉

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