【生活習慣病と食生活(脂質編)】
生活習慣病とは、運動、食事、休養、喫煙などの生活習慣がその発症や進行に関わる病気(糖尿病、脳血管疾患、心臓病、脂質異常症、高血圧症、骨粗しょう症など)のことをいいます。
不健康な生活習慣の積み重ねによってメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の原因となりますが、日常生活の中でのバランスの良い食事、適度な運動、睡眠に気を付けることによって予防することができます。
今回は食事の中の脂質について考えてみましょう。
R6 2月食育つうしん
【和食について知ろう】
2013年12月、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」とは、料理だけではなく、昔から受け継がれてきた「自然を大切にする」日本人の心が育んだ伝統的な食文化のことをいいます。
動物性脂質が少ない伝統的な和食は、主食(米飯)・主菜・副菜がそろい、生活に必要なエネルギーと健康的な生活を送るために理想的なバランスが確保されています。
和食の味わいの中で最も重要なのが「だし」です。給食でも和食献立の日は昆布やけずり節、煮干しなどから「だし」をとってうま味を引き出しています。
R6 2月給食で食を考えましょう