今日の五十鈴サッカー少年少女団
朝、予想外の雨が進修地区にパラパラ降っていたので、”また中止”っと少し焦りましたが、程無く雨も上がり、少し涼し気なサッカー日和になりました。
本日は、伊勢で一番仲良く、そして一番お世話になっている城田SCさんとの交流戦。
伊勢市立城田小学校グランドに123456年生21名でガッツリ試合をしてきました。
15分1本の試合を456年と123年の試合を交互にぐるぐる回し。
城田さんのご厚意でいったい何本試合をしたのだろう。おなか一杯サッカーをしたつもりですが、物足りないの声も終了後に聞こえてきました。頼もしい。
本日の試合の雑感
456年生 1点が遠く、点を取られての敗戦でした。ほぼ五十鈴サッカーサイドでの試合となりましたが、そこは折り込み済み。自陣からボールを保持して個々に沢山勝負してくれました。
最初の2本はいい感じの試合運び。五十鈴らしさ全開でいい勝負をしてくれて見ごたえがありました。3本目以降は五十鈴サッカーに慣れ、城田さんに上手く対応されて、一方的な試合展開になりました。そこで僕から要らないアドバイス。練習でしていないことを要求してしまい、選手たちを更に戸惑わせてしまった感じです。ごめんなさい。
最後の1本は選手個々にアドバイス、潔く五十鈴らしくどんどんドリブル勝負しよう、パスなんかしなくていいよと話しました。最後の試合は再びバチバチに城田の選手とやり合ってくれました。ドリブルに迫力が出てきて、仕掛ける→捕まる→再回収する→仕掛ける→捕まる→再回収の繰り返し、このテンポがあれば、見ごたえあり、収穫ありです。
女子3人は良く走ってくれてたし、ボールを取りに行く気概を見せてくれました。
男子6人は個々に出来ることを精いっぱいやってくれたと思います。個々に特徴を出してくれました。
ボールを持ったらただ弾くのではなく、交わしにかかる。そこが五十鈴の選手の特徴であり、一番良いところ。
課題は、このサッカーをするには、まだまだ個々にドリブル技術のレベルアップが必要です。たくさんドリブル練習して、沢山対人して、沢山ゲームで、試合で相手と対峙してボールを触るのみです。
321年生 点を取れたし、取られたし。良い試合をしてくれました。
最初の2本はハーフコートゲームだったので周囲に五十鈴も城田の選手もいるのですぐに囲まれます。必然的にスピード勝負、フィジカル勝負のごり押しサッカーは出来ません。誤魔化しはききません。普段やっているドリブルで狭い局面を交わしていくテクニックが必要です。とても難しいタスクに挑戦してくれました。
1年生 ボールを取りに向かっていくことは基本です。まずそれが出来ていたのが嬉しい。そして自分のボールに出来ても怖がらず、蹴らずに、足元でコネコネ技を出してくれました。
2年生 ボールを持ったら、取られることなく、交わしてしばらく保持できるドリブルを魅せてくれました。それが数回ありました。もっとそのプレー回数を増やしてくれると嬉しいな。
3年生 超超個性派集団。ドリブルは、ゆっくりドリブル、直線的なドリブル、逆とれるドリブル、馬鹿正直なドリブル、自信満々のドリブル。相手が来ても蹴り出さずに勝負してくれました。守備も強度の高い守備を出来る子が沢山いて、良く戻って守ってくれました。
課題は、サッカーを大好きになること。ワクワクしながら試合をすること。相手と対峙して、チャレンジと失敗を繰り返す経験をたくさんすること。
城田SCの選手、指導者、保護者の皆様、沢山試合をしてもらい有難うございました。五十鈴の選手たちは、とても良い環境、雰囲気の中で、おなか一杯サッカーが出来ました。
保護者の皆様、送迎、応援、選手・コーチのサポート有難うございました。
とても良い雰囲気で試合に挑めましたし、選手たちは全力を出してくれていたと思います。
五十鈴サッカー少年少女団の選手たち、”試合に勝ちたい”とか”点を取りたい”とか、”上手くいかない時に何とかしよう”とか、”どうやったら攻めらるのか”とか、君たちの葛藤や工夫がよくわかりました。
試合に負けるのは、どうやったら点が取れるのか?どうやったら上手く守れるのか?を教えないコーチの責任です。
君たちのやっているサッカーは純粋な子供のサッカーです。ボールを触りたい、点を取りたいと本能のままにプレーするサッカーです。だから必然的にボールの周りに選手が集まり、狭い狭い局面で相手のプレッシャーを間近に受けてプレーをしなければなりません。ボールを取られて展開されたら、全力で自陣に戻らなければなりません。とても単純だけど、とても厳しい、とても難しい、でも小学生年代で一番大切なサッカーです。
そんな環境でプレーしている君たちを全力で応援したくなります。
さあ、来週からまたコツコツとリフティングとドリブルと対人練習とミニゲームで上手くなろう。
コーチも、君たちを応援している大人も、君たちのためなら大概のことは出来るはずだ!