10月20日(日)府中FC主催の交流試合に参加してきました。
風が吹きすさむ少し肌寒い朝。時間と共に風が収まり、日差しが暖かく感じる1日となりました。
いつもお世話になっている府中FCさんのご厚意で、魅力あるチームとの交流試合を組んでもらいました。
U-12(456年)の対戦相手は:MIRAIZU(兵庫)、アズー(滋賀)、府中FC(伊賀)、VINKS(三重)、アーヴォリ(四日市)、フレンテ(大阪)さん。
試合結果は、引き分け1試合、残りの6試合は負けの結果となりました。残念です。
では、五十鈴サッカー少年少女団の試合内容は?
最初の5試合は、担当してもらったコーチからの感想です。
テクニカルなチームとの対戦は当然のことながらボールを支配される展開でした。ドリブル・ショートパスで翻弄されました。選手たちの感想も“みんな上手い”との声。対戦して感じたものを自分のプレーに生かしてほしい、真似してほしい。
大量失点の試合では、シュートブロックにも行かずにフリーでシュートを打たれることが多く、最後まで修正、改善が出来なかった。折角の試合なのに残念な内容のようでした。
最後の2試合の対戦は、選手達と試合前に話し合って挑みました。
ディフェンス面では、個々に与えられたポジションで奮闘していたように思います。男子選手たちは、大きな身体の相手に体格で劣っていても体をぶつけて粘り強く挑んでいました。女子選手達もボールの勢いや相手選手のスピードに恐れずにディフェンスして戦えていました。
オフェンス面では個々のドリブルで”おおっ、いいぞ”と相手を翻弄するドリブルやチームメートと連携したショートパスなどがありました。ゴール前に迫る場面もあり、最後の試合では得点もありました。
全体的に攻守に上下動の運動量があったと思います。すべての選手がよく走っていたよ。攻めも守りもチームとしての一体感がありました。
この感想を書いていて、歯痒い試合と応援したくなる試合の違いは何だろう?そこには、個々の選手が任されたエリアでの責任感、個々に今出来る事への責任感、ボールを奪われてからの責任感の違いのように思います。
まだまだ修正すべき点はあります。
ディフェンスのポジショニング、フォローの意識の徹底、こぼれ球への反応。
オフェンス時の追い越す動き、相手選手の間をぶち抜くドリブル、斜め・横・後ろのコース取りが出来るドリブルテクニック。
対戦していただいたチームの選手・指導者・保護者の皆様ありがとうございました。
府中FCの選手、指導者、保護者の皆様、おかげさまで良い雰囲気で良い対戦相手と試合が出来ました。
五十鈴サッカー少年少女団の保護者の皆様、本日も大切なお子様を試合に参加させて下さり、また現地までの送迎・応援・サポートをしてもらい有難うございました。
選手達から、試合中、試合後に”もっと試合がしたかった” ”楽しい” ”もう1回あそこと試合がしたい” ”最後にもう1試合できないの” の声が選手達から聞こえてきました。
クタクタになるまで試合してくれた後なのに、頼もしいやら嬉しいやら、コーチとしては、本当に有り難い言葉です。
五十鈴の選手たちのプレーに悔しんだり、嬉しんだり、喜んだり。本当に楽しい、充実した時間を選手達からもらえていることに感謝します。
今日の試合を糧にして、選手もコーチもコツコツ積み上げていこう。