三重県営体育館にて2024年度の卒団式が行われました。
我が五十鈴サッカー少年少女団を卒団する2名の選手を見送るために、下級生の23名と沢山の保護者の皆様が参加してくれました。
卒団式前に保護者の方から前日のご提案。
親子サッカーをやりましょう!
低学年選手+女子選手 対 お母さんチーム
選手達はお母さんがサッカーをすることにビックリ、一緒にプレーして楽しい、そして負けたくない気持ちが出ていました。
一方のお母さんチーム、ガチで失点を防ぎに行くし、得点も狙っていました。初めてのサッカーに戸惑いながらもボールが来たら真剣そのものでした。







男子選手 対 お父さんチーム
こちらも選手達はお父さんたちに果敢に挑んでいきました。どうやって攻略しようかと声が飛び交っていたね。お父さんたちも負けじと選手達をいなして面白い勝負になりました。一緒にプレーして選手達の成長を感じつつ、まだまだ負けられない意地が見て取れました。
本当なら僕が考えてきたレクリエーションを次に予定していたのてすが、あんまりみんなが楽しそうにサッカーをしてくれるので、2本目もお願いしちゃいました。








遠目から観ていた僕は、選手も保護者も純粋にサッカーを楽しんでいる雰囲気があふれ出ていてとても幸せな気分になりました。
このチームに携われて良かったと改めて思う。
僕は選手にも周りの皆様にも恵まれていると思う。
有り難う。
そして最後は、お別れの会。
卒団する6年生2人の挨拶。
しっかりと自分の言葉で大切なことを言ってくれた6年生Hさん
手紙にしたためて、今までの自分の思いと下級生に激をくれた6年生Rくん
6年生2人からの下級生に向けた素敵な言葉。前を見据えた凛とした姿勢。
僕の6年生時代とは比較にならないほど、しっかりした2人です。
そして僕からのお別れの言葉。
Hさん
卒団おめでとう。そして五十鈴サッカーに入団してくれてありがとう。
Hさんがいてくれたおかげで、下級生の女子選手がどんどん続いてくれたり、繋がってくれたと思います。去年の卒団式の日に副キャプテンをお願いしてからの特にこの1年間、沢山練習に参加してくれて、沢山試合に出場して、ボール扱いが上手になって、ドリブルで仕掛けられるようになって、ディフェンスでもよく走って相手を追っかけて食い止めてくれた、すごくいい選手になってくれました。
君の素直な返事と真面目に取り組む姿勢がコーチは大好きでした。
副キャプテンの大役と女子選手達をまとめてくれた役回りにありがとう。
Rくん
卒団おめでとう。そして五十鈴サッカーに入団してくれてありがとう。
君のプレースタイルは五十鈴サッカーにぴったりでした。2・3人を相手にドリブルをしていく姿はとても誇らしかったよ。リフティングも2000回、2000回出来たら君みたいな選手になれる、きっと下級生の選手達は君のプレーをお手本として、想像して”R君みたいなプレーをすればいいんだ”と答え合わせをしていくのだと思います。そして君にも昨年度の卒団式の日に急にキャプテンを任命しました。柔らかいもの言いと気の利いた挨拶は他の選手にはない君の大切なもの。いいキャプテンだった。1年間の大役ありがとう。
毎年、卒団の日を迎えて思うのです。
もう1年君たちを育てたかった、一緒にプレーしたかった、君たちのプレーを観ていたかったと。コーチは君たちの指導者の前に君たちのファンなんだよなあ。
君たちのプレーにワクワクし、君たちの成長にドキドキし、君たちと一緒に悔しがる。
最後に五十鈴サッカーに足りないものがあります。それは、卒団した選手達が、もっと気軽に練習に参加してもいい、もっと気軽に下級生たちと遊んであげて欲しい、もっと下級生たちの成長の手助けになって欲しい、遠慮なんかいらない、ここで楽しくサッカーが出来る、そんな雰囲気を作っていけるようにコーチも頑張ります。
最後に、父母会の役員の皆様が、心を込めて作成してくれた記念品とお花。
彼・彼女の思い出が詰まった素敵なアルバムでした。
時間をかけて準備して下さった役員の皆様、ありがとうございました。











